ジョブマッチングが気軽におこなえると社会はどうなるのだろう。
WEB制作などでは、比較的案件があるほうだろうが、もう少し、ジョブマッチングのWEBサービスが増えてほしい。
対面が大事だというのもよくわかる。おそらく、人間が他者を認知する際に、顔、とりわけその表情を認識することで、様々な判断を下してきたのだろう。顔色をうかがうというと、悪い印象があるが、確かに、相手の表情を読み取ることで、不安を払拭しようとする。顔を見せない相手と商売せざるを得ないのは、立場が不利なときだけだ。
だが、人間はそれぞれの時代で、古い習慣を捨て、新しい習慣を手に入れるということを続けてきたはずだ。不安が消せないのならば、顔を知らない人とも気軽にコラボレーションできるような仕組みをつくりさえすればいいのだ。
どのような仕組みがいいのだろうか。仲介者に信頼を担保してもらうというのが、手っ取り早そうだ。ジョブマッチングのWEBサービスにおいては、そのサービスの運営者が登録者をすべてチャックすることが必要になる。その行為の対価として、依頼者から手数料をとることができる。
もしWEBサービスの運営者が、個人だったとすれば、登録者のチェックはアウトソースすることになるだろう。登録者が増えれば増えるほど、チェックする作業も増えていくからだ。また、専門技能をチェックするには、それ相応の専門技能が必要になっていくからでもある。
また、受注した案件数によって、登録者のスキルや対応の良し悪しが評価されれば、競争ももたらされ、全体的なサービスの向上も見込めるだろう。
さて、ジョブマッチングサイトが充実したとして、社会はどのように変わっていくのか。まずは、営業活動がなかなか上手くできなくても、スキルさえあればフリーランスで働くことが容易になるのではないか。組織でしかできない仕事がこれから先なくなっていくわけではないが、多くの人が会社にいなくても仕事ができるようになるだろう。
『フリーエージェント社会の到来』で示唆的だったのは、昼は住宅街にいる人が少なく夜はオフィス街にいる人が少ない、という当たり前の事実である。フリーエージェント社会では、単純に言ってしまうと、土地を2倍有効活用できる。もしかすると家賃が半分になるかも知れない。そして、いままで本を読んだりして過ごしていた通勤時間を別のことに割り当てることもできるだろう。
日本は国民の幸福度が低いとはよく言われることだが、社会全体をもっと効率化してしまえば、案外、興味関心が共通するコミュニティにおいての活動など、お金にはならないが気持ちを充実させてくれることに時間が使えて、幸福度も上がるかも知れないのだ。
- 雑記
- 2010年04月26日
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