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TV電話が普及すれば働き方も変わる

次期iPhoneには前面にもカメラが搭載されるらしい。これはTV電話のためのものだとも言われている。もしそうであるのなら、これから徐々にTV電話をおこなう機会が増え、それが当たり前の状況になっていくかも知れない。

遠隔会議などで、すでにTV電話を日常的に使っている企業もある。だが、それほど普及はしていないと思う。TV電話用にシステムを導入しなければいけないとか、とにかく面倒なイメージがあるのだ。もちろんSkypeを使っていれば、PCで簡単にTV電話ができるけれど、Skypeもそれほど一般的ではない。

ここで話題にしたいのは、TV電話についてではなく、その普及で働き方が変わってくるのではないかという期待についてだ。

TV電話が一般に普及すれば、オフィスなしで働くことがさらに容易になる。会議だの打ち合わせだのでどこかに集まって、ということが必要なくなる。そうなれば、会議などのためだけにオフィスを構えることはない。いまでもやろうと思えば自宅で作業をすることができる仕事は多いはずなので、どんどんとオフィスがいらなくなる。

インターネット以降、通勤電車で会社に通い、業務を終え、また満員電車に乗って自宅に戻る、といった仕事のありかたがとても非効率にみえる。確かに、職場で他人と顔をつきあわせ協力しながら仕事をすることは、それなりにコミュニケーション欲求を満たし、知識の授受がおこなえるという点で、全くの無駄とは思えない。それでも、あの毎日の往復運動はどうしようもなく無駄ではないか。

自宅では仕事に集中できないというひともいる。それもよくわかる話だ。自宅はくつろぐスペースとしてつくられているからだろう。そんなひとは、例えばアカデミーヒルズのような場所で働けばいい。ワークスペースを共有できる場所がそこかしこにあれば、わざわざ毎日同じところに出掛けることもない。気の向いた場所におもむき、仕事に専念できるし、知り合うひとも多様になるだろう。自宅の近所にあれば、通勤に辟易することもない。

IT革命という言葉がかってあった。確かに、インターネット以前と以後では変わったことも大きい。だが、革命というには、いまだ不十分に思える。これからさらに、技術の積み重ねでいままで当たり前であったことがどんどん変わっていく。IT革命が革命でも何でもなかったと思えるほどに、本当に社会が大きく変わればいい。

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